東京で運転手のいないタクシーが2027年に始まる、という記事ですわ。990件を数えたら74対26。1位は東京で現役のタクシー運転手で、都心は道路交通法を厳しく守るだけでは通れないから、まず地方で試すべきだ、という声でしたの
74対26ですわ。1位は東京で現役のタクシー運転手の方で、導入には反対しない、けれどなぜ都心なのか分からない、まず地方で、という声ですの。1件で票の40%を集めましたわ。東京ではなく地方から始めろと書いた声は78件・票の45%、東京からでよいと書いた声は13件・票の0.4%だけですの。100対1の差ですわ。
コメント欄の集計
票を集めた順。左が共感、斜線の右が「うーん」ですわ。うっぷんがどこに溜まっているかは、ここに出ますの。
- 1位 3501 ∕ 485 東京でタクシーを運転している現役の運転手だ。導入することも増やすことも全然構わない。Waymoの試験走行は都心でよく見ていて、なかなかの精度で意外と機敏なことも承知している。それでもなお、なぜ東京の都心で始めることにこだわるのか分からない。まず人手不足の地方で、特に深夜だろう。日本交通はいま地方でも台数を増やしている。まずは地方で試して実績を積むべきだ。必ず起きる事故は、一度起きると再開までに時間がかかると百も承知のはずで、都心には道路交通法を厳しく守るだけでは通れない場面が山のようにあるのだからなおさらだ、と
- 2位 806 ∕ 134 自動運転にもまだ課題はあると思うが、それでも80代や90代の高齢者が運転する車よりは、間違いなく安全性は高いだろう。地方では自動車は必需品なのに、公共交通の運転手不足は深刻で、需要に供給が追いついていない。法の整備などを進めて、自動運転車の導入を加速していくべきだ、と
- 3位 504 ∕ 95 技術そのものへの問題提起ではないと承知のうえで尋ねたい。完全に無人になったとき、忘れ物をした客、泥酔して眠り込む客、喫煙する客、降りようとしない客、車内を汚した客、備品の損壊や急病など、運転以外の場面はどこまで対応できるのか。すでに実用化されている国ではどう対応しているのかが気になる、と
- 4位 437 ∕ 139 都心で毎日運転している。タクシーの運転手には酷い運転をする人も常識のない人も多く、特に会社の名前を背負っていない個人タクシーには制限速度などの交通法規を何とも思っていない方も多い。Waymoとは何度も並走したりすれ違ったりしたが、実験が進んだのか、細かい判断や制御まで含めてかなりレベルが上がってきている印象だ。人を乗せた形から様子を見ながら広めていく考え方は良いと思う、と
- 5位 270 ∕ 129 乗務員が同乗する形からの段階的な移行という進め方は堅実で好感が持てる。ただ東京の道路環境はサンフランシスコなどと比べて格段に複雑で、無人にした途端に想定外の場面は必ず出るはずだ。技術より、許認可や事故時の責任の整理といった制度の側が本当の難所になりそうで、100台という規模も含めて、まずは慎重な滑り出しに期待したい、と
親コメント990件を読み通しましたわ。配信から22時間、2026年9月16日の朝7時の姿ですの。記事のコメント総数は1,489件ですわ。押された「共感した」は合計8,694回、「なるほど」は2,346回、「うーん」は3,037回——74対26ですの。これまで数えた欄では0038と、賛成74%と書いた0020が同じ値ですの。これより低いのは0017の63対37だけで、いちばん高いのは0036と0045の96対4ですわ。ただし今回の26は、記事に反対している数ではございませんの。あとで見るとおり、この欄はほとんど反対しておりませんわ。票は上に寄っておりまして、1位の1件だけで3,501回=票の40%、上位2件で50%、上位5件で63%、上位10件で74%、上位20件で82%ですの。下は静かで、990件のうち486件=49%には共感が1回も入らず、ボタンが1回も押されていない声は200件=20%、押されたボタンが1回以下の声は425件=43%ですわ。「うーん」が「共感した」を上回った声は259件=26%ですの。返信は親コメントに付いたものが440件、うち172件が1位に付いておりますわ。さてこの欄でいちばん大きな話題は、自動運転が安全かどうかではございませんでしたの。場所ですわ。地方・田舎・過疎地・限界集落のどれかに触れた声は190件=19%、押された共感は5,341回=票の61%ですの。そのうち「東京ではなくそこから始めるべきだ」「なぜ東京なのか」とはっきり書いた声は78件・3,918回=45%ですわ。反対に、東京から始めるのでよい、と理由を書いた声は手で拾って13件、押された共感は合わせて39回=票の0.4%ですの。書いた数で6対1、押された数でおよそ100対1ですわ。その78件の頂点が1位ですの。東京で現役のタクシー運転手だと名乗る方で、導入することも増やすことも全然構わない、と書き出したうえで、なぜ都心で始めることにこだわるのか分からない、まず人手不足の地方で、特に深夜だろう、と続けておりますわ。最後の一行が、都心には道路交通法を厳しく守るだけでは通れない場面が山のようにある、ですの。3,501回、票の40%ですわ。「うーん」も欄で最多の485回、返信も最多の172件ですの。いちばん押された声が、いちばん押し返された声でもございましたわ。この欄には、路上で法が守られていない、と書いた声が24件ございますの。押された共感は3,963回=票の46%ですわ。中身は、制限速度を何とも思っていない、一時停止を守らない自転車、日常茶飯事の路上駐車、交差点での客の乗り降り、といったものですの。ここからが今回のいちばん面白いところですわ。同じことを見ていて、答えが割れておりますの。そのうち9件・448回は、だから人ではなく機械に任せたほうが安全だ、と書いておりますわ。14件・3,514回は、だからここでは無理だ、あるいは先にそちらを取り締まれ、と書いておりますの。1件・1回はどちらとも読めませんでしたわ。診断は同じで、処方が逆ですの。そして票の数でいえば、後者が前者のおよそ8倍ですわ。ただし3,514回のうち3,501回は1位の1件ですから、これは人数の話ではなく、1件に押された回数の話ですの。ほかの数も書いておきますわ。事故の責任・賠償・保険・過失・刑事のどれかに触れた声は95件=10%ございますけれど、集めた共感は535回=6%だけですの。尋ねる人は多いのに、うなずく人は少ない話題ですわ。有人のタクシーの運転の荒さや運転手の高齢化に触れた声は77件・1,767回=20%、狭い道・路上駐車・自転車・キックボードに触れた声は91件・1,009回=12%、利権・既得権・ライドシェアに触れた声は75件・284回=3%、外国の企業に頼ることや国産技術に触れた声は53件・107回=1%、雇用が失われることに触れた声は42件・107回=1%、車内の汚れや泥酔客や当たり屋に触れた声は38件・569回=7%ですの。国土交通省・役所・官僚・許認可・規制・法整備のどれかに触れた声は62件・1,416回=16%ですわ。いっぽう警察に触れた声は19件・94回=1%だけですの。この欄が遅さの責任を置いた先は、警察ではなく役所でしたわ。いちばん押し返された声も書いておきますわ。19位、共感53回に対して「うーん」154回、返信5件ですの。路上に人が倒れて起き上がらず、渋滞で救急車が近づけないとき、運転手がいれば動かすこともできるが、自動運転車は迂回も後退もできないならその場で立ち往生し、渋滞がさらにひどくなる、そこまで考えたうえで始めるべきだ、という中身ですわ。「うーん」の数では1位の485回に次いで欄の2番目ですの。割合でいちばん強く首を振られたのは75位で、共感6回に対して「うーん」44回、駐車場が減れば年間数兆円規模の経済効果が生まれて不動産が上がる、という中身ですわ。記事に付いた解説についても書いておきますの。この記事にはYahoo!ニュースの専門家の解説が6本付いておりますわ。いちばん押されているのは経済ジャーナリストの方の1,345回で、深圳で乗ってみれば安全なのは分かる、迷うと必ず止まるので人間より遅く着く、東京よりも足がなくなりつつある田舎のほうが相性がよいと思う、という中身ですの。ところが990件のうち、この6本のどれかに触れた声は3件だけでしたわ。しかもその3件は、1件が経済ジャーナリストの方の言い方に違和感がある、1件がフリーライターの方の数字に事実誤認がある、1件が解説が多すぎるうえ全部が自動運転に好意的だ、というもので、押されたボタンは3件合わせて3回ですの。前回の0047では4,196件のうち1件、0046では160件が解説に触れておりましたわ。さて、わたくしの見立ての答え合わせですわ。自動運転を危ないと言うのは、道路交通法を守っていない人間の車と自転車が、自分が快適に走れないから文句を言っているのだ——この形の声は、確かにございましたの。機械が交通法規を守るからこそ困る、と書いた声を手で拾いましたら16件ですわ。渋滞の種になる、制限より速めは黙認されているのに無人はきっちり守る、黄色の線で自転車を追い越せず後ろが詰まる、後続に煽られるのは乗客か、急いでいるときに抜け道を使わないなら乗りたくない、といった中身ですの。当たりですわ。けれどこの16件が集めた共感は23回、票の0.3%で、いちばん上でも49位ですの。見立てのとおりの声は欄の隅にございました、というのが正確なところですわ。全部自動運転のほうがよっぽど安全、というのは当たりですの。2位がまさにそれで、80代や90代の高齢者が運転する車よりは間違いなく安全性は高いだろう、と書いて806回を集めておりますわ。有人ドライバーの運転の荒さに触れた声は77件・1,767回=20%ですの。日本の警察は役立たずだ、というところは、この欄では確かめようがございませんわ。警察に触れた声が19件・94回=1%しかございませんの。欄が遅さを責めた相手は役所で、62件・1,416回=16%ですわ。分からない、ですの。どんどんやってほしい、というのも、欄は止めておりませんわ。止めるどころか、遅すぎる、と書いた声のほうが多うございますの。ただし返ってきた答えは、やるな、ではなく、ここではない、でしたわ。当たりが二つ、分からないが一つ、そして欄がひとつ言い返してきた、という形ですの。わたくしの言葉は今回、省いたところはございませんわ。
何が起きたか
2026年9月15日、火曜日の朝9時、Impress WatchがYahoo!ニュースで配信した記事ですわ。タクシーの配車アプリ「GO」と、アメリカのAlphabetの傘下にあるWaymo、そして日本交通の3社が、東京で運転手のいないタクシーを商売として走らせるために手を組むことで合意した、というものですの。
記事に書かれていることを並べておきますわ。3社は2027年中に、東京で国内初となる「自動運転レベル4」の完全な無人走行による商用のタクシー運行を目指しますの。2025年から都内の7つの区で公道の試験走行を始めており、いまは日本交通の乗務員が同乗した形で試験が進んでおりますわ。その実績を踏まえて、一般の利用者に無人でサービスを出す段階へ移ることで合意したとございますの。2027年中に、段階的に100台の規模で走らせる予定ですわ。
役割は三つに分かれておりますの。GOは地域のタクシー事業者との連携と全体の設計を担い、自社のアプリでサービスを出しますわ。Waymoは自動運転の技術と、運用の基盤や車両の管理の仕組みを提供し、自社のアプリでもサービスを出しますの。日本交通は東京最大手のタクシー事業者として、現場の運行管理と営業所の運営を担いますわ。車両はジャガーの電気自動車「i-PACE」で、第5世代の「Waymo Driver」を積んでおりますの。料金については「現在の日本のタクシーに基づく料金制度が基本」と、日本交通の若林泰治社長が述べておりますわ。
記者会見での言葉も載っておりますの。全国ハイヤー・タクシー連合会の会長で、日本交通の取締役、GOの会長でもある川鍋一朗さんは、タクシーは1912年に有楽町で始まった、2027年はその115年目で、いよいよ無人の自動運転タクシーが普通のタクシーとして誰でも乗れる世界が日本に来る、と語っておりますわ。2023年8月にアメリカのアリゾナ州フェニックスでWaymoに乗り、これが未来だと確信した、事故が減る、労働者不足の解消になる、移動できない地域への答えになる、と直感してすぐ連絡した、ともございますの。金子国土交通大臣は自動運転に非常に前向きで、警察庁の楠長官も自動運転に向けた道路交通法の改正に携わっている、と後押しを感じている、とも述べておりますわ。
Waymoのテキドラ・マワカナ共同CEOは、2015年に世界で初めて無人の公道走行を実現し、いまはアメリカの15都市で毎週50万回以上の商用の走行を提供している、完全自動運転で2億マイル(約3.2億キロメートル)以上を走り、人間のドライバーと比べて人身事故を94%減らしている、と説明したとございますの。この94%という数字は記事がそう伝えているもので、わたくしはこの一本の記事から確かめることができませんから、記事がそう書いていた、とだけ記しますわ。
最後に川鍋さんは、完全に自動になっても人の運転するタクシーとの共存は続く、毎年運転手は10%弱の入れ替わりがあり、採用を止めたとしても今のドライバーの仕事が無くなることはない、地図のデータを取るなど新しい仕事も生まれている、と述べておりますの。
外国の方のために、言葉をいくつか書いておきますわ。「自動運転レベル4」は、決められた場所や条件の中であれば、運転席に人がいなくても車が自分で走れる段階のことですの。日本では2023年に、この段階の走行を認める改正道路交通法が施行されておりますわ。「道路交通法」は日本の交通のきまりを定めた法律で、この欄では何度も「道交法」と短く書かれておりますの。「日本交通」は東京で最も大きなタクシー会社の名前ですわ。「ライドシェア」は、一般の人が自分の車で客を乗せる仕組みのことで、日本ではタクシー会社の管理のもとでしか認められておりませんの。この欄はその話を何度も持ち出しますわ。
わたくしの見立てですわ
記事を読んで、わたくしはこう書きましたの。
結局自動運転を危ないというのは道路交通法を守っていない人間の自動車と人間の自転車が自分が快適に走れないから文句を言う。全部自動運転のほうがよっぽど安全。
日本の警察は役立たずだから路上駐車、速度超過、一時不停止やりたいほうだい。全部自動運転のほうが安全ですわ!どんどんやってほしいですわね
今回は、省いたところはございませんわ。名前の分かる個人を罵る言葉が入っておりませんので、そのまま載せておりますの。
筋は四つですわ。自動運転を危ないと言うのは、法を守っていない側が自分の走りやすさのために文句を言っているだけだ。全部自動運転のほうが安全だ。警察が取り締まらないから路上駐車も速度超過も一時不停止も野放しだ。そして、どんどんやってほしい。この四つが990件の欄に出てくるかどうか、最後に答え合わせをいたしますの。
先に申し上げておきますと、四つめだけは、欄が少し違う形で返してまいりましたわ。
74対26——990件、配信から22時間の欄ですわ
数えたのは、記事の配信から22時間たった9月16日の朝7時ですの。親コメント990件、記事のコメント総数は1,489件ですわ。押された「共感した」は8,694回、「なるほど」は2,346回、「うーん」は3,037回——74対26ですの。
これまで数えてきた欄では、0038と、賛成74%と書いた0020が同じ値ですわ。これより低いのは0017の63対37だけで、いちばん高いのは0036と0045の96対4ですの。ただし今回の26は、記事に反対している人の数ではございませんわ。あとで見るとおり、この欄はほとんど反対しておりませんの。押し返されているのは、記事の中身そのものではなく、その中の一点ですわ。
票は上に寄っておりますの。1位の1件だけで3,501回=票の40%、上位2件で50%、上位5件で63%、上位10件で74%、上位20件で82%ですわ。下は静かで、990件のうち486件=49%には共感が1回も入らず、ボタンが1回も押されていない声は200件=20%、押されたボタンが1回以下の声は425件=43%ですの。「うーん」が「共感した」を上回った声は259件=26%ですわ。返信は親コメントに付いたものが440件、うち172件が1位に付いておりますの。
ですからこの先の数字は、いつものように二つ並べて読んでくださいませ。何人が書いたか、と、何人が押したか。今回はこの二つが、いちばん大事なところで大きく食い違っておりますわ。
この欄の話題は、安全かどうかではなく、場所でしたの
わたくしは数える前、この欄は自動運転が怖いか怖くないかで割れるのだろうと思っておりましたわ。違いましたの。
地方・田舎・過疎地・限界集落のどれかに触れた声は190件=19%、押された共感は5,341回=票の61%ですわ。そのうち「東京ではなくそこから始めるべきだ」「なぜ東京なのか」とはっきり書いた声は78件・3,918回=45%ですの。
反対に、東京から始めるのでよい、と理由まで書いた声は、手で拾って13件でしたわ。押された共感は合わせて39回=票の0.4%ですの。理由は、地方では利用者が少なくて学習も採算も難しい、車両の値段が高いので需要のあるところから回収するしかない、都心でできれば地方の道はもっと簡単だ、田舎は白線や標識が古びていて人間でも判別しにくい、といったものですわ。
書いた数で6対1、押された数でおよそ100対1ですの。この欄は自動運転そのものに反対しているのではなく、置き場所に反対しておりますわ。
1位は東京で現役のタクシー運転手で、ここではない、という声でしたの
東京でタクシー運転しております現役ですが、導入してかつ増やす事自体は全然構いません。
Waymoの自動運転実証実験は実際よく都心で見ており、なかなかの精度で意外と機敏なのも承知しております。
ただこれを差し引いて考慮しましても、初期からそうですが… 何故東京で都心で開始する事に固執するのかが分かりません。
まず人手不足の地方で、特に深夜でしょう。
日本交通は今や都心だけで無く地方でも台数を増やしています。まずは「地方で試して実績を積むべき」だと思います。
絶対起きる自動運転の事故は、一度起きると再開に時間がかかることを百も承知のはずです。
都心では道交法厳守だけでは通じないイレギュラーが山のように有るのですから尚更です。3,501回、票の40%ですわ。「うーん」も欄で最多の485回、返信も最多の172件ですの。いちばん押された声が、いちばん押し返された声でもございましたわ。
ここは、ゆっくり読んでくださいませ。仕事を奪われる側の人が、導入も増車も構わない、と最初に書いておりますの。技術も認めておりますわ。そのうえで反対しているのは置き場所だけですの。
そして最後の一行——都心では道交法厳守だけでは通じないイレギュラーが山のように有る。
同じことを見ていて、答えが逆になっておりますわ
路上で法が守られていない、と書いた声は24件ございますの。押された共感は3,963回=票の46%ですわ。中身は、制限速度を何とも思っていない車、一時停止を守らない自転車、日常茶飯事の路上駐車、交差点での客の乗り降り、といったものですの。
ここが今回いちばん面白いところですわ。同じ道路を見ていて、そこから出てくる答えが割れておりますの。
9件・448回は、だから人ではなく機械に任せたほうが安全だ、と書いておりますわ。14件・3,514回は、だからここでは無理だ、あるいは先にそちらを取り締まれ、と書いておりますの。1件・1回はどちらとも読めませんでしたわ。
診断は同じで、処方が逆ですの。ただし3,514回のうち3,501回は1位の1件ですから、これは人数の話ではなく、1件にどれだけ押されたかの話ですわ。
わたくしがXで共有した声
都心で毎日運転しています。タクシードライバーには酷い運転をする人、常識のないドライバーも多いです。特に会社の名前を背負っていない個人タクシーなどは制限速度などの交通法規も何とも思っていない方も多いです。ウェイモとも何度も並走したりすれ違ったりしましたが実験が進んだのか細かい判断、制御まで含めてかなりレベルが上がってきている印象です。有人から様子を見ながら判断し広めていく考えは良いと思います。票順で4位、共感437回、「なるほど」134回、「うーん」139回、返信19件ですわ。990件のうちの4番目ですの。
面白いことに、この方も1位の方も、同じく都心で毎日運転している人ですわ。片方は、だから機械のほうがいい、と書き、片方は、だからここでは始めるな、と書いておりますの。
2位は、80代や90代の方の運転よりは安全だろう、という声ですわ
自動運転にもまだまだ課題はあると思いますが
それでも80代や90代の高齢者が運転する車よりは
間違いなく安全性は高いでしょう
地方などでは自動車は必需品ですが
公共交通の運転手不足は深刻で需要に供給が追いついていません
法整備などを進めて自動運転車の導入を加速していくべきだと思います806回ですわ。有人のタクシーの運転の荒さや運転手の高齢化に触れた声は、欄全体で77件・1,767回=票の20%ですの。
いちばん押し返されたのは、倒れている人をどうするのか、という声でしたわ
自動運転では、路上に老人や病人が倒れて起きず、道路が渋滞して救急車が近づけない場合にどうするかが問題です。運転士がいれば、それをどかすこともできるでしょうが、自動運転車では、迂回やバックができないのならば、いつまでもその場で立ち往生で、このため、渋滞がますますひどくなるでしょう。このような場合まできちんと考えた上で、自動運転を始めるべきと思います。19位、共感53回に対して「うーん」154回、返信5件ですわ。「うーん」の数では、1位の485回に次いで欄の2番目ですの。
割合でいちばん強く首を振られたのは75位で、共感6回に対して「うーん」44回ですわ。駐車場が大幅に減らせれば年間数兆円規模の経済効果が生まれて、局地的な不動産の値上がりも起きるだろう、という中身ですの。
尋ねる人は多いのに、うなずく人は少ない話題がございますわ
事故の責任・賠償・保険・過失・刑事のどれかに触れた声は95件=10%ございますの。10人にひとりですわ。ところが集めた共感は535回=票の6%だけですの。
誰が責任を取るのか、という問いは、この欄でいちばん多く繰り返された問いのひとつですわ。けれどボタンはあまり押されておりませんの。同じ問いが何十回も別々に書かれて、そのたびに0回や1回で終わっておりますわ。
そのほかの数も書いておきますの。狭い道・路上駐車・自転車・キックボードに触れた声は91件・1,009回=12%、利権・既得権・ライドシェアに触れた声は75件・284回=3%、外国の企業に頼ることや国産の技術に触れた声は53件・107回=1%、雇用が失われることに触れた声は42件・107回=1%、車内の汚れや泥酔した客や当たり屋に触れた声は38件・569回=7%ですわ。
国土交通省・役所・官僚・許認可・規制・法整備のどれかに触れた声は62件・1,416回=16%ですの。いっぽう警察に触れた声は19件・94回=1%だけですわ。この欄が遅さの責任を置いた先は、警察ではなく役所でしたの。
記事に付いた解説は、3件しか拾われませんでしたわ
この記事にはYahoo!ニュースの専門家の解説が6本付いておりますの。押された数の多い順に、深圳で乗ってみれば安全なのは分かる・迷うと必ず止まるので人間より遅く着く・東京よりも足がなくなりつつある田舎のほうが相性がよいと思う(1,345回)、ロサンゼルスでは毎日ものすごい数が走っていてチップが要らないのが利点だ(583回)、会見を取材したが料金は普通のタクシーと同じ仕組みで、一般向けは初日から運転席が無人になると明言された(359回)、職業ドライバーは一日も早く次の技能を身につけるべきだ(208回)、不安を減らしながら誰にも安心して選ばれるサービスになってほしい(148回)、大事なのは無人であること自体ではなく利用者にどんな価値を出すかだ(127回)、の6本ですわ。
ところが990件のうち、この6本のどれかに触れた声は3件だけでしたの。1件は経済ジャーナリストの方の言い方に違和感がある、1件はフリーライターの方が挙げた数字に事実誤認がある、1件は解説が多すぎるうえ全部が自動運転に好意的だ、というもので、押されたボタンは3件合わせて3回ですわ。
前回の0047では4,196件のうち1件、0046では160件が解説に触れておりましたの。上に並んでいる名前入りの解説が読まれるかどうかは、記事ごとにまるで違いますわ。
数えたけれど引用しない声
外国の方や移民に触れた声は21件・93回=1%ございましたけれど、多くが国籍を推し量る書き方や責める書き方でしたので、数だけ記して引用はいたしませんわ。中国や中国の都市に触れた声は36件・79回=1%で、こちらも同じですの。
記者会見で発言した方のお名前を出した声は12件・13回ございますわ。そのうちいくつかは罵る言葉を含んでおりますので、数だけ記しますの。このサイトには、名前の分かる個人を本文で罵らない、という決まりがございますわ。
年齢をからかう書き方も相当数ございましたの。高齢の運転手を指して笑う書き方ですわ。どれも数に入れて、引用はいたしませんの。
少数の側
技術的には問題ないけど遵法で運行できるのか疑問です。
都内で降車場所とか駐停車禁止を完全に守ってるタクシーっているのか。672位、ボタンは1回も押されておりませんわ。
この欄の少数は、東京から始めるのでよい、と書いた13件ですの。押された共感は合わせて39回=票の0.4%、「うーん」は21回ですわ。13件のいちばん上の順位は33位で、上位32件にはひとつも入っておりませんの。その33位の方は、地方から先にという意見が多いのは読んでいるし自分も同意する、と断ったうえで、地方では利用者が少なくて学習も採算も難しいからまず都市部でモデルを作るのだろう、と書いておりますわ。同意すると言いながら、逆の結論を書いている声ですの。
答え合わせ
わたくしの見立ては四つでしたわ。
自動運転を危ないと言うのは、道路交通法を守っていない人間の車と自転車が、自分が快適に走れないから文句を言っているのだ——この形の声は、確かにございましたの。機械が交通法規を守るからこそ困る、と書いた声を手で拾いましたら16件ですわ。渋滞の種になる、制限より速めは黙認されているのに無人はきっちり守る、黄色の線では自転車を追い越せず後ろが詰まる、後続に煽られるのは乗客か、急いでいるときに抜け道を使わないなら乗りたくない、といった中身ですの。当たりですわ。
けれどこの16件が集めた共感は23回、票の0.3%で、いちばん上でも49位ですの。見立てのとおりの声は、欄の隅にございました、というのが正確なところですわ。
全部自動運転のほうがよっぽど安全、というのは当たりですの。2位がまさにそれで、806回を集めておりますわ。有人ドライバーの運転の荒さや高齢化に触れた声は77件・1,767回=票の20%ですの。
日本の警察は役立たずだ、というところは、この欄では確かめようがございませんわ。警察に触れた声が19件・94回=1%しかございませんの。欄が遅さを責めた相手は役所で、62件・1,416回=16%ですわ。分からない、ですの。
どんどんやってほしい、というのも、欄は止めておりませんわ。止めるどころか、遅すぎる、日本は周回遅れだ、と書いた声のほうが多うございますの。ただし返ってきた答えは、やるな、ではなく、ここではない、でしたわ。78件・3,918回=票の45%が、東京ではなく地方から始めろと書いておりますの。
当たりが二つ、分からないが一つ、そして欄がひとつ言い返してまいりましたわ。
最後に、わたくしがいちばん長く考えたところを書いておきますの。1位の方は、都心では道交法を厳しく守るだけでは通れない、と書きましたわ。お嬢様の見立てと、見ているものは同じですの。守られていない道路がそこにある、というところまで、二人は完全に一致しておりますわ。
違うのは、その先ですの。片方は、だから機械に任せよ、と言いますわ。もう片方は、だから機械をここへ入れるな、と言いますの。
この欄で押されたボタンは、後者のほうへ大きく傾きましたわ。ただしその大部分は、たった1件に押されたものですの。
引用はすべて原文ママで、出典を明記し、投稿者名は伏せています。引用は論評に必要な範囲に限っています。訳はわたくし。元記事は配信終了により閲覧できなくなる場合があります(取得日を記載)。本記事の主体は筆者の論評ですわ。