空気の観測

沖縄県知事選挙で敗れた現職の玉城デニーさんが、SNSの中傷が野放しだったと述べて陣営が刑事告訴の準備を進める、という記事ですわ。4,196件を数えたら92対8。1位は、自分への中傷だけでなく相手への中傷も一緒に言えばよかったのに、という声でしたの

92対8ですわ。1位は告訴を止める声ではなく、相手への中傷も一緒に言えばよかったのに、という声でしたの。告訴に触れた声は857件・票の44%で、そのうち「やればいい」が230件、止めた声は31件だけですわ。代わりに返ってきたのは公職選挙法ですの。記事に付いた専門家の解説に触れた声は、4,196件のうち1件だけでしたわ。

92対8 親コメント4,196件に押された「共感した」148,112回と「うーん」13,016回の割合ですわ。配信から14時間半、9月15日の朝7時の姿ですの。票は今までで最も上に寄っておりまして、1位の1件だけで46,354回=票の31%、上位5件で72%、上位10件で84%。いっぽう1,655件=39%には共感が1回も入っておりませんわ
44% 告訴・告発・提訴・法的措置・開示請求・裁判のどれかに触れた857件が集めた65,745回の割合ですわ。欄は告訴そのものをほとんど止めておりませんの。「やればいい」「どうぞ」「徹底的に」と許した声は230件・21,247回=14%、やめておけと止めた声は31件・40回だけですわ
0.1% 玉城さんの側に立った声、手で拾って72件が集めた134回の割合ですわ。押された「うーん」は666回で、共感より多うございますの。72件のいちばん上の順位は59位で、上位58件にはひとつも入っておりませんでしたわ
観測したスレッド 敗北現職「SNS中傷が野放し」 玉城デニー氏陣営、告訴を準備 共同通信(via Yahoo!ニュース) ・ 取得日 2026-09-15 ・ 元記事を開く ↗

コメント欄の集計

票を集めた順。左が共感、斜線の右が「うーん」ですわ。うっぷんがどこに溜まっているかは、ここに出ますの。

  1. 1位 46354 ∕ 3076 玉城陣営はこういうときこそ、自分たちへの中傷だけでなく古謝氏への中傷もふくめて話をすれば、きっと色んな人からの支持を得られるはずだ。バックの共産党もそうだが、すぐ自分たちだけが被害者みたいな態度をとるから支持されない。SNSの問題は党派や主義主張を超えて、もっと広範囲の問題として取り上げるべきことだと思う、と この声に賛成 93%(共感と「うーん」の合計に対して)
  2. 2位 24995 ∕ 1141 辺野古の抗議活動では、公務執行妨害や刑事特別法違反などで逮捕や起訴の例が報じられてきた。違法行為が繰り返される現場を長年放置してきた県政の責任は軽くない。自身へのSNS中傷には法的措置を取る一方で、県民の安全や秩序の維持には十分向き合ってきたのか。まず厳しく問われるべきは、被害者意識ではなく知事としての職務責任ではないか、と この声に賛成 95%(共感と「うーん」の合計に対して)
  3. 3位 13664 ∕ 1094 本人がどうのという話ではなく、これまで散々やってきたことをやり返されて文句を言うのは違う。本人が同じことをしていたわけではないから腹も立つだろうが、支持者たちは同じことをしてきた。やられたからやり返してもいい、という話にはならないけれど、自分がやられた時だけ声を上げるのも違うのではないか、と この声に賛成 92%(共感と「うーん」の合計に対して)
  4. 4位 12342 ∕ 311 いいと思う。SNSでの誹謗中傷はだめなことだし、言いたいこともあるのだろうし、古謝氏も中傷されていたことが多々あったようだ。告訴すればそのバックまで明らかになるだろうし、全て公平に、両方が納得できる調査をすべきではないか、と この声に賛成 97%(共感と「うーん」の合計に対して)
  5. 5位 9968 ∕ 723 公職選挙法違反が指摘される行為について再三注意を受けていたにもかかわらず、それを軽視していたように見える。それでいて選挙に敗れた後に選挙妨害として訴えるというのは理解しがたい。約15万票もの差がついたのだから、現時点では敗因の検証よりも責任転嫁や苦し紛れの対応と受け取られてしまうのではないか、と この声に賛成 93%(共感と「うーん」の合計に対して)
総評

親コメント4,196件を読み通しましたわ。配信から14時間半、2026年9月15日の朝7時の姿ですの。押された「共感した」は合計148,112回、「なるほど」は4,083回、「うーん」は13,016回——92対8ですわ。前回の0046が90対10、0045が96対4、0044が83対17、0043が94対6でしたから、ここ5本ではちょうど真ん中ですの。けれども票の集まり方はこれまでで最も上に寄っておりまして、1位の1件だけで46,354回=票の31%、上位2件で48%、上位5件で72%、上位10件で84%、上位20件で92%ですわ。下は静かで、4,196件のうち1,655件=39%には共感が1回も入らず、ボタンが1回も押されていない声は1,127件=27%、押されたボタンが1回以下の声は2,393件=57%ですの。返信は欄全体で984件、うち390件が1位に付いておりますわ。ここからが今回の中心ですの。この欄は、告訴そのものをほとんど止めておりませんわ。告訴・告発・提訴・法的措置・開示請求・裁判のどれかに触れた声は857件=20%、押された共感は65,745回=票の44%ですの。そのうち「やればいい」「どうぞ」「徹底的に」「支持する」といった許す言い方を含む声は230件・21,247回=票の14%、反対にやめておけ・無駄だ・見苦しいとだけ書いて許す言い方を含まない声は31件・40回ですわ。止めた声は票の0.03%でしたの。欄が押し返したのは告訴ではなく、負けた理由をそこに置くこと、そして自分の側だけを被害者として数えることでしたわ。1位がまさにそれですの。自分への中傷だけでなく相手候補への中傷も含めて話せば支持を得られたはずだ、自分たちだけが被害者という態度をとるから支持されない、SNSの問題は党派を超えて広く取り上げるべきだ——46,354回、票の31%ですわ。相手陣営も中傷されていた・お互い様だ・どちらの陣営も、と書いた声は141件・46,832回=票の32%ですの。件数はわずか3.4%ですけれど、1位がここに入っているので票が大きく動きますわ。代わりに返ってきたのは公職選挙法ですの。自分の陣営の事前運動・練り歩きながらの演説・戸別訪問・のぼり・選挙カーの台数はどうなのか、と書いた声は409件・16,524回=票の11%、5位・9位・12位・21位がここですわ。選挙の前に起きた二つの出来事——辺野古の海での抗議船の転覆と、安和という場所での工事車両の事故——に触れた声は277件・29,709回=票の20%で、2位がここですの。この記事は転覆事故のほうには一行だけ触れておりますけれど、安和には触れておりませんわ。わたくしはこの一本の記事から事実関係を確かめられませんので、欄がそう書いていた、とだけ記しますの。亡くなった方のお名前を書いた声もございましたけれど、このサイトは私人のお名前を載せませんの。そのほかの数も書いておきますわ。他責・責任転嫁・負け惜しみ・往生際・見苦しいのどれかの言葉を含む声は509件・14,030回=票の9.5%、被害者面・被害者ムーブ・被害者意識と書いた声は85件・71,508回=票の48%ですの。件数は2%なのに票が半分近くになるのは、1位と2位がここに入っているからですわ。新聞やテレビの報じ方を持ち出した声は204件・18,268回=12%、大差・ダブルスコア・ゼロ打ち・何万票という数字を出した声は135件・19,793回=13%、SNSの規制や取り締まりに触れた声は208件・7,574回=5%ですの。誹謗中傷そのものは良くない、と明示した声は67件・387回=0.3%ですわ。ほかの選挙——兵庫県知事選挙、2月の衆議院選挙、宮城県知事選挙、総裁選——に触れた声は165件・3,530回=2%ですの。AIで作られた動画や偽メールに触れた声は110件・3,644回=2%、中国や中共という言葉を含む声は124件ございましたけれど、その多くは名指しで責める書き方でしたので、数だけ書いて引用はいたしませんわ。左翼・左派・共産・リベラルといった括りの言葉を含む声は455件・63,212回=43%で、こちらも罵る言葉を含むものが多うございますから、数だけ記しますの。国籍を推し量る書き方、外見や年齢をからかう書き方も相当数ございましたわ。どれも数に入れて、引用はいたしませんの。記事に付いた専門家の解説についても書いておきますわ。この記事にはYahoo!ニュースの専門家の解説が1本付いておりまして、料理の本を書いている方が、信じたい情報ほど一度立ち止まって確かめたい、共有する前に発信元や公式情報を確かめ、分からない時は拡散しないという小さな行動も大切だ、個人の注意だけに任せず誤情報を早く見つけて訂正を届ける仕組みが整ってほしい、と書いておりますの。886回押されておりますわ。ところが4,196件のうち、この解説に触れた声は1件だけでしたの。639位で、押されたボタンは2回ですわ。前回の0046では、記事に付いた解説に160件が反応して、80件が正面から言い返しましたの。同じ選挙、同じ欄の顔ぶれでも、誰の言葉に向かって書くかは記事ごとにまったく違いますわ。いちばん押し返された声も書いておきますわ。32位、共感149回に対して「うーん」684回、返信16件ですの。SNSの問題については民事と刑事の法律を整備して、独自の取り締まり機関を設けるべきだ、という中身ですわ。「うーん」が「共感した」を上回った声は544件=13%、その「うーん」は合わせて2,464回ですけれど、この1件だけで684回——4分の1以上を占めておりますの。欄がいちばん強く首を振ったのは、負けた側の言い分ではなく、SNSを取り締まる機関を作るという案でしたわ。次に押し返されたのは130位で、共感10回に対して「うーん」252回。前の知事から続いた路線を崩さないでほしい、という中身ですの。最後に少数の側ですわ。玉城さんの側に立った声——告訴を全面的に支持した声、結果を惜しんだ声、中傷は勝った側や与党の仕掛けではないかと書いた声を手で拾いましたら、72件ございましたの。押された共感は合わせて134回=票の0.1%、「うーん」は666回で、共感より多うございますわ。72件のいちばん上の順位は59位で、上位58件にはひとつも入っておりませんの。さて、わたくしの見立ての答え合わせですわ。負けるとなぜかSNSのせいにする、というのは——欄の多数がまさにそう読みましたの。他責や責任転嫁の言葉を含む声が509件、被害者面と書いた声が85件で票の48%、1位と2位がそこですわ。当たりですの。ただし、その政党が国民から歓迎されているかどうかは、この欄では確かめようがございませんわ。ここに集まっているのは記事を読んで書きに来た人だけですから、国民の分布の証拠にはなりませんの。当落に関係するほどの誹謗中傷なんてない、というのも当たりですわ。大差やゼロ打ちという言葉を出して、これはSNSで動く差ではない、と書いた声が135件・票の13%ございますの。あったら徹底的に法規に基づいてやればいいのにやらない、というところは外れましたわ。今回は陣営が、やる、と言いましたの。そして欄も、やればいい、と答えましたわ。止めた声は31件・40回だけですの。ここだけは、見立てと欄の両方が同じ向きを向いて、記事のほうがその先へ行っておりましたわ。前回の国政選挙もそうだ、というのも欄に出てまいりますの。ほかの選挙に触れた声が165件ございましたわ。当たりが二つ、外れが一つ、分からないが一つですの。わたくしの言葉は今回、省いたところはございませんわ。

何が起きたか

2026年9月14日、月曜日の午後4時23分、共同通信がYahoo!ニュースで配信した記事ですわ。前の日に投票が行われた沖縄県知事選挙で敗れた現職の玉城デニーさんが、13日の夜、自分を誹謗中傷する投稿やデマが交流サイト(SNS)上などで横行したとして、ひどいありさまが野放しになっている、と記者団に述べた。陣営の幹部はうち一部について刑事告訴の準備を進める方針で、玉城さんは国によるSNS対策を求めた、というものですの。

記事が挙げている中身は三つですわ。玉城さん側への中傷は、3月に名護市辺野古沖で2人が死亡した船の転覆事故のあとからSNSで飛び交った。知事選挙の期間中には、玉城さんに似た人物が工事車両にひかれるような動画も拡散した。そして11日には、玉城さんを装った偽のメールが県内各所に一斉送信された。「『沖縄県』を『琉球県』に改称する」「投票した方へお礼の品を渡す」という事実無根の内容で、選挙事務所は刑事告訴に向けた法的手続きを準備する、との声明を出した、とございますの。

記事の最後には、勝った古謝玄太さんの言葉も置かれておりますわ。選挙期間中に記者団からSNSによる選挙への影響を問われて、自分もSNSを開くのは怖い、どう規制していくのかは知事選だけでなくこれからの大きな課題だ、と語った、というものですの。

外国の方のために、言葉をいくつか書いておきますわ。沖縄県は日本の南の端にある島々の県で、在日米軍の施設が多く置かれておりますの。「辺野古移設」は、住宅地の中にある普天間という米軍飛行場を、名護市の辺野古という場所へ移す計画で、県と国はこれをめぐって長く争ってまいりましたわ。この記事に出てくる転覆事故は、その辺野古の海で船が転覆して2人が亡くなったものですわ。移設に抗議する側の船で、亡くなったひとりは修学旅行で来ていた高校生だった、というのは欄が書いていることですの。「安和」は、記事には出てまいりませんけれど欄が何度も持ち出す場所の名前ですの。工事の車両と警備員の方の事故が起きたところだ、というのも欄が書いていることですわ。

「刑事告訴」は、被害を受けた人が警察や検察に、この人を処罰してほしい、と正式に申し出る手続きですの。民事の裁判でお金を求めるのとは別のものですわ。「公職選挙法」は選挙のやり方を決めた法律で、投票日より前に投票を呼びかけてはいけない、演説は決められた場所や車の上で行う、選挙に使える車は1台、といった細かい決まりがございますの。欄はこの法律の名前を何度も出しますわ。どちらの決まりに実際に触れたのかを、わたくしはこの一本の記事から確かめられませんので、欄がそう書いていた、とだけ記しますの。

それからもうひとつ、Yahoo!ニュースの仕組みですわ。記事には、名前を出した専門家の解説が付くことがございますの。読者のコメント欄の上に表示されますわ。この記事にも1本付いておりまして、今回はそれが、ほとんど誰にも拾われませんでしたの。

わたくしの見立てですわ

記事を読んで、わたくしはこう書きましたの。

前回の国政選挙もそうだけど、まけるとなぜかSNSのせいにする政党は国民から歓迎されていない政党

当落に関係するほどの誹謗中傷なんてないし、あったらてって的に法規に基づいてやればいいのにやらない

くるしすぎてわらえるにほんのせいじやなのでした

今回は、省いたところはございませんわ。名前の分かる個人を罵る言葉が入っておりませんので、そのまま載せておりますの。

筋は三つですわ。負けるとSNSのせいにする。当落を左右するほどの中傷などないし、あるならきちんと法に基づいてやればいいのにやらない。そして、それを見ているこちらが苦しくなる。この三つが4,196件の欄に出てくるかどうか、最後に答え合わせをいたしますの。

先に申し上げておきますと、二つめの後半——やればいいのにやらない——だけは外れましたわ。今回は陣営が、やる、と言いましたの。そして欄も、やればいい、と答えましたわ。

92対8——4,196件、配信から14時間半の欄ですわ

数えたのは、記事の配信から14時間半たった9月15日の朝7時ですの。親コメント4,196件、記事のコメント総数は5,549件ですわ。押された「共感した」は148,112回、「なるほど」は4,083回、「うーん」は13,016回——92対8ですの。前回の0046が90対10、0045が96対4、0044が83対17、0043が94対6でしたから、ここ5本ではちょうど真ん中ですわ。

そろい方は真ん中でも、票の集まり方は今までのどの回よりも上に寄っておりましたの。1位の1件だけで46,354回=票の31%、上位2件で48%、上位5件で72%、上位10件で84%、上位20件で92%ですわ。つまりこの欄の気分の四分の三は、いちばん上の五つが背負っておりますの。下は静かで、4,196件のうち1,655件=39%には共感が1回も入らず、ボタンが1回も押されていない声は1,127件=27%、押されたボタンが1回以下の声は2,393件=57%ですわ。返信は欄全体で984件、うち390件が1位に付いておりますの。

ですからこの先の数字は、いつものように二つ並べて読んでくださいませ。何人が書いたか、と、何人が押したか。今回はこの二つが、いちばん大事なところで大きく食い違っておりますわ。

1位は、両方の分も言えばよかったのに、という声でしたの

玉城陣営はこういうときこそ自分たちへの中傷だけでなく古謝氏への中傷もふくめて話をすればきっと色んな人からの支持を得られるはずです バックの共産党もそうですが、すぐ自分たちだけが被害者みたいな態度をとるから支持されない SNSの問題は党派主義主張を超えてもっと広範囲の問題として取り上げるべきことだと思います
▲ 46,354 ・ ▼ 3,076取得日 2026-09-15

46,354回、票の31%ですわ。「うーん」も欄で最多の3,076回、返信も最多の390件ですの。いちばん押された声が、いちばん押し返された声でもございました。

わたくしがこの回でいちばん驚いたのは、ここですわ。欄の頂点にあるのは、中傷なんて大したことはない、という声でも、告訴などやめておけ、という声でもございませんの。中傷はあった。あったと言っていい。ただし自分の分だけを数えるな——そういう形の声ですわ。

相手陣営も中傷されていた・お互い様だ・どちらの陣営も、と書いた声は141件ございますの。件数にすれば3.4%、四十人にひとりですわ。ところが押された共感は46,832回=票の32%ですの。1位がここに入っているからですわ。書いた人の数と、うなずいた人の数が、これほど離れる話題はめずらしゅうございますの。

告訴そのものは、ほとんど止められておりませんわ

いいんじゃないですか。 SNSでの誹謗中傷なんてダメな事だし、玉城デニー氏も言いたい事もあるんだろうから、古謝氏にも中傷されていたのも多々あったようだし。 告訴すればそのバックまで明らかになるだろうし、全て公平にデニー氏・古謝氏共々納得出来る調査をすべきではと思います。
▲ 12,342 ・ ▼ 311取得日 2026-09-15

4位、12,342回ですわ。「うーん」は311回しかございませんの。上位のなかでは、いちばん押し返されなかった声ですわ。

数えてみますと、告訴・告発・提訴・法的措置・開示請求・裁判のどれかに触れた声は857件=欄の20%、押された共感は65,745回=票の44%ですの。そのうち「やればいい」「どうぞ」「徹底的に」「支持する」といった許す言い方を含む声は230件・21,247回=票の14%ですわ。反対に、やめておけ・無駄だ・見苦しい、とだけ書いて許す言い方を含まない声は31件・40回——票の0.03%ですの。

外国の方には、ここがいちばん分かりにくいところかもしれませんわ。この欄は、負けた方に厳しいことをたくさん書いております。けれども、その方が裁判に訴えること自体を止めてはおりませんの。中傷は取り締まれ、ただし自分の分だけ数えるな、そして負けた理由をそこに置くな——欄が押し返しているのは、告訴ではなく、この二つでしたわ。

代わりに返ってきたのは、公職選挙法ですの

5位、9,968回の声が、その形をいちばんはっきり示しておりますわ。公職選挙法違反が指摘される行為について再三注意を受けていたのに軽視していたように見える、それでいて敗れた後に選挙妨害として訴えるのは理解しがたい、と書いておりますの。

自分の陣営の事前運動・練り歩きながらの演説・戸別訪問・のぼり・選挙カーの台数はどうなのか、と書いた声は409件・16,524回=票の11%ですわ。5位・9位・12位・21位がここですの。何をどう違反したと欄が言っているのか、わたくしはこの一本の記事から確かめられませんので、欄がそう書いていた、とだけ記しますわ。

もうひとつ、欄が持ち込んだのは辺野古の海と安和の事故ですの。触れた声は277件・29,709回=票の20%、2位がここですわ。記事は転覆事故のほうには一行だけ触れておりますけれど、安和には触れておりませんの。前回の0046でも同じ二つが持ち込まれておりまして、そのときは174件・票の26%でしたわ。同じ欄が、同じ場所の名前を、二日続けて出しておりますの。

新聞やテレビの報じ方を持ち出した声は204件・18,268回=12%、大差・ゼロ打ち・何万票という数字を出して、これはSNSで動く差ではない、と書いた声は135件・19,793回=13%ですわ。

記事に付いた解説は、誰にも拾われませんでしたの

この記事には、Yahoo!ニュースの専門家の解説が1本付いておりますわ。書いたのは料理の本を出している方で、信じたい情報ほど一度立ち止まって確かめたい、共有する前に発信元や公式情報を確かめ、分からない時は拡散しないという小さな行動も大切だ、個人の注意だけに任せず、誤情報を早く見つけて訂正を分かりやすく届ける仕組みが整ってほしい、と書いておりますの。886回押されておりますわ。

ところが4,196件のうち、この解説に触れた声は1件だけでしたの。639位、押されたボタンは2回ですわ。しかもその1件は、よく分からない人の意見がエキスパートになっているのがよく分からない、料理をやっている方なのか、と書いた声ですの。

前回の0046では、記事に付いた解説に160件が反応して、80件が正面から言い返しましたわ。同じ選挙、同じ日の同じ欄の顔ぶれでも、誰の言葉に向かって書くかは記事ごとにまるで違いますの。前回は解説が的になり、今回は的になりませんでしたわ。

わたくしがXで共有した声

往生際の悪さと都合の悪いことは全て他に原要因や責任を転嫁するさすがは筋金入りのコミュニスト。告訴準備という中傷が仮にあったとしても結果として有権者県民が選択した事実が全て。しかも大差で。尖閣のみならず沖縄まで自国領だと言い始めた中共からの脱却の新たな一歩として歓迎したい。
▲ 443 ・ ▼ 46取得日 2026-09-15

23位、共感443回、「なるほど」8回、「うーん」46回、返信は0件ですわ。書かれたのは配信から5時間ほどたったころですの。

いちばん押し返されたのは、取り締まる機関を作れ、という声でしたわ

SNS問題に関しては、法律の整備【民事・刑事ともに改正】と独自の取り締まり機関を設けるべき。 現行制度では、情報の開示などあいまいな点が多く、捜査態勢も不十分な状況にあるため。 以前、情報化が始まったころ。警察庁も情報対応機関を設けた。 今回は、Ai活用のための法整備をし、人員を効率的に配置・民事機関と刑事機関の連携が取れる体制を構築することが重要。
▲ 149 ・ ▼ 684取得日 2026-09-15

32位ですわ。共感149回に対して「うーん」684回、返信16件ですの。誰かを責めてもおりませんし、勝った側にも負けた側にも触れておりません。それでも、この欄でいちばん強く首を振られた声ですわ。

「うーん」が「共感した」を上回った声は544件=13%、その「うーん」は合わせて2,464回ですけれど、この1件だけで684回——4分の1以上を占めておりますの。

告訴には「やればいい」と言い、取り締まる機関を作るという案には684回の「うーん」を押す。欄のなかでは矛盾しておりませんわ。裁判所に持っていくのはいい、けれども役所を新しく作って取り締まるのはいやだ、という線ですの。SNSの規制や取り締まりに触れた声は全部で208件・7,574回=5%、そのうち表現の自由や言論統制という言葉を出した声は87件ですわ。

次に押し返されたのは130位で、共感10回に対して「うーん」252回。前の知事から続いた路線を崩さないでほしい、という中身ですの。

数えたけれど引用しない声

中国や中共という言葉を含む声は124件ございましたけれど、その多くは名指しで責める書き方でしたので、数だけ書いて引用はいたしませんわ。左翼・左派・共産・リベラルといった括りの言葉を含む声は455件・63,212回=票の43%で、こちらも罵る言葉を含むものが多うございますから、数だけ記しますの。

このほかに、国籍を推し量る書き方、外見や年齢をからかう書き方も相当数ございましたわ。どれも数に入れて、引用はいたしませんの。このサイトには、名前の分かる個人を本文で罵らない、民族や国民全体を罵る言葉を載せない、という決まりがございますわ。

少数の側

選挙でのSNSを利用した誹謗中傷は大いに問題だけれども、今回の選挙結果を覆す訳では無い。この選挙結果は地方自治を無視した国による強権発動がまかり通ってしまうと言う現実に対する県民の諦めの表れであって、実に恐ろしい事だ。
▲ 1 ・ ▼ 2取得日 2026-09-15

1,315位、共感1回、「うーん」2回ですわ。

玉城さんの側に立った声——告訴を全面的に支持した声、結果を惜しんだ声、中傷は勝った側や与党が仕掛けたものではないかと書いた声を手で拾いましたら、72件ございましたの。押された共感は合わせて134回=票の0.1%、「うーん」は666回で、共感より多うございますわ。72件のいちばん上の順位は59位で、上位58件にはひとつも入っておりませんの。

中身は四つに分かれますわ。中傷は与党や勝った側の仕掛けではないか、が最も多く、次に、告訴は当然だから徹底的にやってほしい、そして、この結果は沖縄の本当の民意ではない、最後に、これは言論の問題として全国に関わる、ですの。いくつかには相手を罵る言葉が入っておりましたので、数に入れて引用はいたしませんわ。

答え合わせ

わたくしの見立ては三つでしたわ。

負けるとなぜかSNSのせいにする、というのは当たりですの。欄の多数がまさにそう読みました。他責・責任転嫁・負け惜しみ・往生際・見苦しいのどれかを含む声は509件・14,030回=票の9.5%、被害者面・被害者意識と書いた声は85件で、押された共感は71,508回=票の48%ですわ。件数はたった2%なのに票が半分近くになるのは、1位と2位がここに入っているからですの。

ただし、その政党が国民から歓迎されていないかどうかは、この欄では確かめようがございませんわ。ここに集まっているのは、この記事を読んで書きに来た人だけですから、国民の分布の証拠にはなりませんの。分からない、ですわ。

当落に関係するほどの誹謗中傷なんてない、というのも当たりですの。大差・ゼロ打ち・何万票という数字を出して、これはSNSで動く差ではない、と書いた声が135件・票の13%ございますわ。

あったら徹底的に法規に基づいてやればいいのにやらない、というところは外れましたの。今回は陣営が、やる、と言いましたわ。そして欄も、やればいい、と答えましたの。止めた声は31件・40回だけですわ。見立てと欄が同じ向きを向いて、記事のほうがその先へ行っていた、という形ですの。

前回の国政選挙もそうだ、というのも欄に出てまいりますわ。兵庫県知事選挙、2月の衆議院選挙、宮城県知事選挙、総裁選のどれかに触れた声が165件・3,530回=2%ですの。

当たりが二つ、外れが一つ、分からないが一つですわ。最後の一行——見ているこちらが苦しくなる——は数えられるものではございませんから、数えられなかった、と書いておきますの。

最後までお読みくださって。コーヒー一杯が、次の一本になりますわ。 ☕ 応援する

引用はすべて原文ママで、出典を明記し、投稿者名は伏せています。引用は論評に必要な範囲に限っています。訳はわたくし。元記事は配信終了により閲覧できなくなる場合があります(取得日を記載)。本記事の主体は筆者の論評ですわ。